夏冷えも冬冷えも同じ原因で起こっています。女性は男性より筋肉量が少ないので、体のなかで熱を生み出せる量も少なく、冷えやすいのです。体温は自律神経の働きで一定に保たれています。
寒暖差が7度を超えてしまうと、自律神経がうまく働かなくなり、自力で体温調節しきれなくなります。
冬は暖房による寒暖差があります。寒暖差をカバーできない薄着で過ごしていたら冷えがひどくなります。運動不足や食事の栄養バランスの悪さ、冷たいものの摂りすぎによる冷えも同じです。
冷えを克服する6つの習慣をご紹介します。
①お腹を温める:お腹をしっかり温めて体温を上げれば熱を逃がすために手足の血管が開き末端の冷えも根本から改善できます。
②根菜を食べる:冷えを改善するなら、葉野菜よりも根菜です。ゴボウ・ニンジン・山芋・レンコン・玉ねぎ・生姜を積極的に摂りましょう。
③運動をする:体を温める熱を作り出すのは筋肉です。全身の筋肉の7割が下半身にあります。筋肉を鍛えて、熱を作り出す体にしましょう。
④三食きちんと食事をとる:体温を作り出すエネルギー源の補給はバランスよしっかりと。
⑤入浴して汗をかく:シャワーだけでは体の表面しか温まりません。必ずバスタブに浸かり内臓を温めましょう。
⑥深呼吸をする:寝る前はゆっくり腹式呼吸を行います。目を閉じて鼻からゆっくりと息を吸い、口から吐く時は2~3倍の時間をかけて吐くと副交感神経が優位になりリラックスできます。