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【コラムvol.2】春を待つ心と体を整える

2026年2月4日

2月4日に「立春」を迎え、暦の上では春が始まります。

しかし現実は「三寒四温」という言葉通り、凍えるような寒さと春のような暖かさが交互にやってくる時期です。この急激な変化は自律神経に大きな負担をかけます。

「なんとなく体が重い」「気分がスッキリしない」と感じやすい2月。漢方の視点から健やかな春を迎えるためのヒントをお届けします。

1.2月は「アンチエイジングの要」を労わる時期

漢方では特に50代以降の健康のカギを握るのは「腎(じん)」という場所だと考えます。

腎は、生命エネルギーを蓄え、若々しさを司る、いわば「生命の貯蔵庫」です。

冬の厳しい寒さは、この「腎」を最も消耗させます。

こんな症状ありませんか?:足腰の冷え・夜間の頻尿・耳鳴り・髪の乾燥など

養生のコツ:2月はとにかく「下半身を冷やさない」こと。足首の「太谿(たいけい)」というツボを温め、腎のエネルギーを逃がさないようにしましょう。

 

2.春の兆しとともに動き出す「気(エネルギー)」

春が近づくと、自然界のエネルギーは上へ上へと向かいます。人間の体も同じで、冬に溜め込んだ「気」が上昇しやすくなります。

これを漢方では、自律神経を司る「肝(かん)」の働きと呼びます。

こんな症状ありませんか?:イライラ・不眠・目が充血する・頭痛・のぼせなど

養生のコツ:上がりすぎた「気」を鎮めるためには、香りの良い食材が効果的です。春菊・セロリ・三つ葉・柑橘類など食卓に取り入れてみてください。

 

3.「黒」の食材で内側から潤いを

2月は乾燥もピークです。肌や粘膜の乾燥は、バリア機能を下げ、花粉やウイルスを侵入しやすくします。漢方では前述した「腎」を補うのに「黒い食材」が良いとされています。

積極的に摂りたいもの:黒ゴマ・黒豆・ひじき・きくらげ・海藻類。これらは、内側から肌や髪に潤いを与えてくれます。

 

「2月は1年で1番苦手」という方も少なくありません。それは、あなたが弱いのではなく、体が季節の変化に一生懸命適応しようとしている証です。

気になるお身体の不調、お気軽にご相談ください。

 

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